(株)東急コミュニティーは13日、PFI事業による「八木駅南市有地活用事業(愛称:ミグランス)」(奈良県橿原市)のオープンに合わせ、施設の維持管理・運営業務を開始した。
同事業は、同社が構成企業の一員を務める企業グループが、特別目的会社(SPC)を設立して進めているPFI事業。近鉄大阪線「大和八木」駅の南側に、中心市街地の活性化と広域観光の振興を目的とした複合施設(延床面積1万5,625.65平方メートル、地上10階地下1階建て)を整備、運営する。
同社は、2018年2月13日~38年3月31日までの約20年間にわたり業務を運営。建物・設備、駐車場、駐輪場、付帯工作物および備品の保守管理を実施。庁舎総合案内および閉庁時受付や、コンベンション施設・観光振興支援施設の運営のほか、地元企業と連携しレストランもオープンする。
また、スタッフを新規採用する場合は、橿原市を中心に採用するなど、地元雇用の創出にも取り組んでいく予定。