国土交通省は13日、「賃貸住宅標準管理委託契約書」(案)のパブリックコメントを開始した。
1994年作成以来、初めての見直し。2011年施行の「賃貸住宅管理業登録制度」との整合性を図るのが目的。賃貸人に対しては「財産の分別管理」「管理事務の定期報告」「基幹事務の一括再委託の禁止」などを盛り込み、実務経験者等(6年以上の実務経験者又は賃貸不動産経営管理士)の記名押印欄を設ける。
また、賃借人に対しては、管理受託契約、賃貸借契約の更新時、賃貸借契約の終了時のそれぞれについての書面の交付を盛り込んだ。
意見募集受付は3月14日まで。