不動産ニュース / 団体・グループ

2018/2/16

メーカー選定の決め手は安心感/プレ協調査

 (一社)プレハブ建築協会は15日、2017年度「信頼できる住まいづくり」アンケートの結果を発表した。

 営業担当者の対応を中心とした顧客アンケートで、今年で24回目。同会会員のプレハブ住宅メーカー10社でマイホームを新築し、16年に入居した1,300人にアンケートを送付した。有効回答は702件。

 メーカー選定の決め手となった理由では、「安心できる会社だった」が64%(前年度比4ポイント上昇)と最も多く、「品質・性能が優れていた」が60%(同5ポイント上昇)、「営業担当者の説明に納得できた」が54%(同1ポイント低下)と続いた。

 営業担当者に対する評価では、「総合評価」は「満足」が87%(同2ポイント上昇)と高水準を維持。項目別では、「人柄・営業態度」についての満足度が89%(同変動なし)と高いのに比べ、「住まいづくりに関する知識」は83%(同1ポイント上昇)、「説明やアドバイス」は81%(同変動なし)とやや低い評価となっている。
 段階ごとの対応についてみると、「契約段階」の満足度が86%(同1ポイント上昇)とピークで、「設計段階」が83%(同3ポイント上昇)、「工事段階」79%が(同3ポイント上昇)、「入居後」が70%(同2ポイント上昇)徐々に評価が下がる結果に。

 同協会では、総合評価の向上には「人柄・営業態度」「説明やアドバイス」の水準を上げることが重要と分析。また、契約以降も顧客との連絡を絶やさないようにするなど、満足度を維持する方策が必要だとした。

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