アパグループは23日、2017年11月期決算(連結)を発表した。
当期(16年12月1日~17年11月30日)は、売上高1,161億200万円(前期比5.1%増)、営業利益364億3,600万円(同2.0%減)、経常利益350億4,800万円(同3.6%増)、当期利益238億2,300万円(同19.2%増)。
主力のホテル事業において、新規ホテルの開業ラッシュによる競争激化がみられた一方で、新規開業した同社ホテルが順調に稼働率を伸ばした。また、北米のCoast Hotelsが通期寄与したことから、売上高が1,050億円(同16.9%増)と初めて1,000億円を超えた。不動産事業については、大型プロジェクトの端境期だったことから売上高は減少した。
18年11月期については、全部門で売上高10%程度の増加を見込む。