不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/13

商業施設「池上線五反田高架下」がオープン

商業施設「池上線五反田高架下」
「STYLE-B」店内

 東京急行電鉄(株)は13日、商業施設「池上線五反田高架下」(東京都品川区、全13店舗)をオープンした。

 東急池上線「五反田」駅~「大崎広小路」駅間の高架下に5店舗を新規出店。既存店舗8店舗と合わせて高架下約230mをひとつの商業施設としてリニューアルした。敷地面積1,347.91平方メートル、延床面積889.33平方メートル。

 「URBAN EXPERIENCE」をコンセプトに、都会の中でも日常とは異なる体験ができるエリアを目指す。施設デザインは、広島県尾道市の「ONOMICHI U2」などを手掛ける建築家・谷尻 誠氏と吉田 愛氏が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd」が担当した。外観や一部屋根にガラス張りを多く取り入れ、これまでの高架下のイメージに捉われない、スタイリッシュでゆったりとした居心地の良さを演出。一部店舗では、線路や走る電車を真下から見ることができる。

 同エリアは、近年ベンチャー企業が集まり、サイクル通勤者が増えていることを踏まえ、働き方やライフスタイルにこだわりのある人たちをターゲットに、コインランドリーやシャワーブース、カフェ、自転車販売店舗等を併設した室内駐輪場「STYLE-B」や醸造所併設のクラフトビールバー「RIO BREWING&CO.東京醸造所」等を新規テナントとして誘致した。

 12日開催した、記者向けの現地案内会で、同社担当者は「00年頃から開始した高架橋の補修等が昨年完了し、今回の新店舗誘致および商業施設としての全面開業に至った。五反田というと歓楽街というイメージが強いが、新たな場を創出することで新しい人の流れを生み、沿線の魅力アップにつなげたい」とコメントした。

一部の店内では天井がガラス張りで線路と走っている電車が望める

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