ハプティック（株）は、築50年超の木造アパート「竹泉荘」（福岡市南区）を再生。このほど竣工した。
西鉄天神大牟田線「大橋」駅徒歩11分に立地。1965年11月築。木造2階建て。総戸数6戸中5戸が空き状態だったことから、オーナーより相談を受け、再生に至った。
建て替えではなくあえてリノベーションとすることで、現状の床面積を確保。内装は、水回り、サッシを刷新したほか、ライティングレールを新設。床には無垢材を採用した。自転車の持ち込みやDIY作業が可能な土間空間を設けた。
外観は、従前のレトロな雰囲気を生かし、白の塗装と黒の手すりで和風モダンに仕上げた。共用設備には宅配ボックスも設けている。
また、既存の間取りを生かした1Kタイプのほか、2戸をつなげ1戸に変更した1LDKの間取りも用意。専有面積は1Kが36.54平方メートル、1LDKが41.53平方メートル。総戸数は4戸。
総工費は3,200万円。賃料は、1Kが5万9,000円～、1LDKが6万4,000円～で、賃料収入は25万8,000円。表面利回りは10％を超える計画。入居者は、2月より募集開始し、4戸中3戸が工事完成前に決定している。
