大和ライフネクスト（株）は16日、千葉県警察本部と、同県内全域で子供と女性の見守りに取り組む協定を締結した。
県内の分譲マンションを担当する東関東支社（千葉県船橋市）が参画する。協定を締結し、官民共同で子供と女性の見守り活動を行なうのは、県内マンション管理会社として初。千葉県警察本部としても初の試みとなる。同社の地域見守りに関する自治体との協定締結は3例目。
千葉県内の管理受託マンションで、子供と女性の見守り活動を実施。同社のフロントマネージャー（現地管理員）の作業時に、特に派遣先マンションの敷地外周の清掃時や巡回時には、登下校中の子供や通勤時の女性への声がけなどに努める。また、千葉県警察本部の協力の下、フロントマネージャーの研修受講を推進し、県内における犯罪の件数や傾向、不審者の見分け方、子供や女性への声のかけ方など、見守りに必要な知識と行動力を持った人材の育成に努める。
管理組合に対しては、「子ども110番の家」設置を提案を推進。管理組合や自治会における、子供向けのイベント（一日管理員さん体験やクリスマス会、餅つき大会など）の提案・実施で、マンション内や地域での子供を見守る輪を拡大していく。
