不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/28

ミサワ、浦安でまちづくり事業の第1弾

左から浦安市市長の内田悦嗣氏、浦安中央病院院長の高須信美氏、ミサワホーム磯貝社長、(株)京葉銀行取締役頭取の熊谷俊行氏

 ミサワホーム(株)は、まちづくり事業ブランド「ASMACI」および「ASMACI MAISON」の第1弾となる複合商業施設「ASMACI浦安」(千葉県浦安市)を竣工。28日にオープンした。

 浦安中央病院の移転に併せ、2015年12月に締結した4者協定(浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、(株)京葉銀行、ミサワホーム)に基づき、国が支援する「スマートウェルネス拠点整備事業」として地域包括ケアシステムの構築を目指した拠点施設。ミサワホームが保有、運営していく。

 東京メトロ東西線「浦安」駅およびJR京葉線「新浦安」駅よりバス10分下車徒歩10分、同市の中でも高齢化が進んでいる東野エリアに立地。敷地面積1752.64平方メートル、延床面積3,786.09平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階建て。

 浦安中央病院に隣接し、施設内に医療・介護・保育・商業・安心・住居などの機能を備える。調剤薬局一体型コンビニエンスストアや銀行ATM、小児科クリニック、高齢者の身近な相談窓口の役割を担う浦安市の地域包括支援センターが入居するほか、認可保育所や浦安中央病院が運営する病児・病後児保育室も設置した。3~6階には、賃貸住宅「ASMACI MAISON浦安」(総戸数28戸、1LDK~2LDK)。専有面積約40~60平方メートル、月額賃料約10~13万円。シニア向けのバリアフリー住戸も8戸設けた。2月中旬より募集を開始し、現時点で20戸が申込み・成約済。

 28日に開催した竣工式で、同社代表取締役社長の磯貝匡志氏は、「ミサワホームは創立50周年を迎えたが、次の50年、子供や孫、ひ孫の世代まで幸せな社会が迎えられるようにするためには、今度、超高齢社会にどう向き合うかにかかってくる。今回の浦安市のような形のまちづくりを全国に広げていきたい」などと話した。

 第2弾については、複数の自治体より問い合わせを得ているが現時点では未定。なお、同社は施設南側に約4,800平方メートルの敷地を取得しており、11月にアクティブシニア向け分譲マンション(総戸数90戸想定)を着工する計画。生活支援サービスを提供する「ライフコンシェルジュサポート」の採用や、庭園や大浴場などの共用部を充実させる予定。

「ASMACI浦安」外観

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地域包括ケア

高齢者を地域単位で包括的に支援する仕組みをいう。要介護状態等になっても可能な限り住み慣れた地域や自宅で生活し続けるように、おおむね30分以内に駆けつけられる圏域で、個々人のニーズに応じて、医療・介護等のさまざまなサービスが適切に提供できるように地域の体制を構築するというものである。

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