不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/3/29

中古M価格天気図、11地域で改善

 (株)東京カンテイは29日、2018年2月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。

 全国47都道府県のファミリータイプの既存マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」などの天気マークで表記している。

 2月は、「晴」が15地域(前月18地域)、「雨」が5地域(同7地域)、「曇」は4地域(同6地域)といずれも減少した。「小雨」は10地域(同8地域)に「薄日」も13地域(同8地域)に増加した。

 全国で天候が改善したのは11地域で、前月比で6地域減少。前月までの強含み傾向から一転弱含んだ。横ばいは26地域(同24地域)、悪化は10地域(同6地域)に増加し、下振れる傾向が現れている。

 地域別では、前月比価格が下落した地域は21地域(同19地域)に増加。中部・北陸地方、中国地方で強含んだが、東北地方、沖縄県では弱含みの傾向となっている。首都圏では1月まで4ヵ月連続で1都3県すべて「晴」の状態が続いていたが、2月は東京都と千葉県が「晴」から「薄日」に転じ、価格動向に変化が見られた。

 天気図については、同社ホームページを参照。

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