不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/4/4

店舗賃料は高止まりが続く/JREI調査

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は、(株)ビーエーシー・アーバンプロジェクトと共同で、「店舗賃料トレンド2018春」(17年下半期)を公表した。東京都内5エリア、および地方主要都市8エリアで、過去3年間にわたって店舗公募賃料データを収集し、分析したもの。半期ごとにその内容を発表している。

 全エリアの1階平均賃料ランキングは、1位が「銀座」5万8,100円(前期比23%上昇)、2位は「表参道」4万8,900円(同14%上昇)と、上位2エリアが大きく上昇し、3位以下との差を広げた。3位「新宿」3万5,400円(同11%下落)で、4位以下で前期に比べて大きく賃料を上昇させたのは、5位の「池袋」2万6,800円(同25%上昇)、6位の「福岡」2万2,200円(同31%上昇)。13エリア中6エリアが上昇となった。

 JREIでは、「賃料はおおむね高止まりで横ばいの状況」とコメント。ファストファッションをはじめとしたファッション関連の出店が鈍化している一方で、銀座や表参道ではショールーム、その他のエリアではドラッグストア、ディスカウントストア等の出店が目立つとしている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆