不動産ニュース / 団体・グループ

2018/4/25

プレ協関西支部が総会

挨拶する和田支部長

 (一社)プレハブ建築協会関西支部は24日、ANAクラウンホテル大阪(大阪市北区)にて、2018年度関西支部通常総会・懇親会を開催した。

 同支部長の和田哲郎氏(大和ハウス工業(株)上席執行役員)は、「近年、住宅着工数は微減という状況で、さらにプレハブ建築においては市場の落ち込みも大きく、17年度は決して良い1年とはいえなかった。ただその中で関西支部では大阪府営堺三原台の高層住宅の建替事業に参画したほか、11月に開催した『防犯街づくりセミナー』では100人を超える来場者数となり盛況だった」と17年度を振り返った。
 さらに、今年の抱負として「今年の後半には消費増税を見越した多少の追い風も予想できるが、大阪府が推進する万博やIRの誘致成功により関西エリアの景気回復から住宅業界・プレハブ業界の発展を期待したい」などと述べた。

 大阪府住宅まちづくり部部長の山下久佳氏、大阪住宅供給公社理事長の堤 勇二氏、(独)都市再生機構西日本支社副支社長の塩野孝行氏ほか多数の来賓が集まり、約110人が参加した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

プレハブ住宅

現場での施工の前に、あらかじめ工場で部材の加工、組立てを行ない、それを現場で組み立てる住宅。生産性の向上、質の均一性、精度の向上を目的とし、現場作業を軽減させることから工期も短縮できる。また、工場生産により価格が抑えられることなどの特徴がある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。