不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/5/16

マンション分譲は増益/プロスペクト18年3月期

 (株)プロスペクトは15日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は、売上高119億2,700万円(前期比15.7%減)、営業損失13億5,400万円(前年同期:営業損失4,300万円)、経常損失9億900万円(同:営業利益5億1,600万円)。The Prospect Japan Fund Limitedの子会社化で負ののれん発生益24億2,000万円を特別利益に計上、当期純利益17億2,000万円(前期比252.0%増)。

 主力のマンション分譲は、「グローベル ザ・高円寺プレミアム」(全43戸)をはじめ、3棟・120戸(前期:3棟・131戸)を竣工。販売状況は115戸(同:141戸)、43億7,900万円(前期比8.75%減)を計上。その結果、売上高は137戸(前期:115戸)、49億2,600万円(前期比20.0%増)、セグメント利益は6億200万円(同92.3%増)となった。

 なお、同社では、経済情勢や市場環境の変動による影響を大きく受けるM&Aやアセットマネジメント事業を展開しているため、次期予想は開示していない。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

アセットマネジメント(Asset Management)

委託を受けて不動産などの資産の形成、運用、保全を行なうことをいう。その際に重要なのは、投資目的に沿ってリスクとリターンをコントロールすることであり、資産価値を評価するほか、投資内容や投資先の分散、投資期間の設定などについて工夫することが要求される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。