不動産ニュース / 開発・分譲

2018/5/16

御成門に建て替え再開発ビル/住友不

オフィスビル「住友不動産御成門タワー」外観

 住友不動産(株)は16日、オフィスビル「住友不動産御成門タワー」(東京都港区)を竣工した。

 同ビルは、都営三田線「御成門」駅徒歩1分、都営浅草線・大江戸線「大門」駅徒歩6分に位置。1975年竣工の旧ナショナルビルを、鉄骨造中間免震構造・地上22階地下2階建てに建て替えた。延床面積は従前ビルの約1.6倍となる約1万坪とし、災害時におけるBCP対応設備や最新スペックを備えている。

 公共施設整備として、地下鉄「御成門」駅と地下で接続、バリアフリーの新出入口を敷地内公園空地に設置。敷地周辺の歩道状空地やピロティにより、来街者が安全で快適に歩行できる空間整備を実施した。また、地区全体の緑被率を約35%確保することで、芝公園と一体的な緑化空間を形成、ヒートアイランド現象の緩和など環境にも配慮している。

 オフィスは1フロア面積1,000平方メートル超、天井高3.0mの整形無柱空間とし、多様化するオフィスづくりのニーズに対応。竣工時満室での稼働となる。
 シリーズ30施設目となる「ベルサール御成門タワー」(3・4階部分)は、天井高6.0m、ホール免責約1,250平方メートルの大型イベントホールとした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。