不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/5/18

支援機構、リバースモーゲージの実績公表

 (独)住宅金融支援機構は18日、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を初めて公表した。

 同ローンは、60歳以上を対象にした住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ。毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者が死亡した時、担保物件の売却で一括返済する。愛称の「リ・バース60」は、5月から使用している。

 2017年度の同ローンの付保申請戸数は174件(前年度比346.2%増)、付保実績戸数68戸(同325.0%増)、付保実績金額8億5,000万円(同466.7%増)、取扱金融機関38(同15機関増)となった。

 申込者の平均像は、年齢72歳、年収330万円。6割が年金受給者で、使途は「新築マンション購入」40%、「新築戸建建設」31%。平均資金計画は、所要額3,391万円、融資額1,691万円、毎月返済額3万5,000円。利用タイプは、61%が「ノンリコース型」だった。

この記事の用語

リバースモーゲージ

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。 時間の経過とともに融資残高が増加していき、最終的に一括して返済されることが特徴である。

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