不動産ニュース / その他

2018/5/25

ケネディクスが海外の不動産投資会社と協働

 世界最大規模の不動産運用会社・TH Real Estateは24日、東京都内の優良かつ好立地の賃貸住宅に特化した投資戦略を確立したと発表。オランダの機関投資家・Bouwinvestをコーナーストーン(中核的)投資家とするパートナーシップを設立し、東京都内に立地する賃貸住宅6物件を180百万米ドルで取得する。

 パートナーシップは、TH Real Estateが設立・運営。ポートフォリオのアセットマネジメント業務は、ケネディクス(株)が受託する。

 初回募集の200百万米ドル(約212億円)は、TH Real Estateの親会社であるTIAAに加え、Bouwinvestを含む機関投資家2社から調達されたエクイティが含まれている。今年後半には、追加募集で約275百万米ドルを調達する予定。

 ポートフォリオは、6物件・516戸の賃貸住宅(1R:272戸、1LDK・1LDK:185戸、2LDK:59戸)。東京でも居住環境が良好で賃貸需要が高いエリアに所在しており、最寄り駅から平均徒歩7分以内、都心へのアクセスは30分以内と交通利便性が良く、内装・設備ともに優れている。

この記事の用語

アセットマネジメント(Asset Management)

委託を受けて不動産などの資産の形成、運用、保全を行なうことをいう。その際に重要なのは、投資目的に沿ってリスクとリターンをコントロールすることであり、資産価値を評価するほか、投資内容や投資先の分散、投資期間の設定などについて工夫することが要求される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。