不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/5/28

住み替え検討者の買いどき感は横ばい

 (株)リクルート住まいカンパニーは28日、2018年3月度「住まいの買いどき感」の調査結果を発表した。住宅購入や住み替えを検討している人を対象に、「買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)」について調査したもの。7大都市圏の20歳以上70歳未満の男女が対象で、有効サンプル数は5万7,006件。

 今が「住まいの買いどき」と感じている人は38.0%(17年12月調査比変化なし)。前年同期比では3.4ポイント減少した。

 都市圏別では、首都圏37.8%(同1.0ポイント増)、関西38.9%(同1.8ポイント減)、東海39.3%(同0.3ポイント増)、札幌31.3%(同1.7ポイント減)、仙台市35.1%(同2.5ポイント増)、広島市35.9%(同2.8ポイント減)、福岡市31.3%(同2.5ポイント減)。

 年代別では30歳代の買いどき感が40.0%(同1.5ポイント増)、20歳代も32.8%(同1.3ポイント増)と増加。一方、40歳代は37.5%(同2.3ポイント減)と減少した。

 検討住宅タイプ別では、注文住宅が41.4%(同1.3ポイント増)、中古(既存)一戸建てが42.2%(同2.6ポイント増)と前回を上回った。

 買いどきと感じる理由は、前回、前々回と引き続き「消費税率の引き上げが予定されている」が27.8%(同1.8ポイント増)で1位。2位は「お金が借りやすいから」(21.0%)、3位は「景況感が上昇しているから」(20.6%)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。