不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/5/31

23区のマンション価格、21年以降もほぼ横ばい

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は29日、東京23区のマンション価格と賃料の中期予測(2018~20年、25年)を公表した。

 JREIが1998年から集計している東京23区の標準タイプ(専有面積40~80平方メートル未満)のマンションの価格・賃料データ「住宅マーケットインデックス」を元に、マクロ計量モデルを構築し、東京23区のマンション価格と賃料を中期的に予測した。

 1平方メートル当たりのマンション価格は、18年はマクロ経済の安定が継続し、ほぼ横ばい(前年比0.5%上昇)で推移。19年は、10月の消費増税の影響を受けて0.6%微減すると予測。20年は、消費増税のマクロ経済への影響が大きくなることから 2.4%下落するものの、21 年以降は年+0.6%前後の経済成長率の継続により、ほぼ横ばいで推移する見通し。

 1平方メートル当たりのマンション賃料は、18年は1.4%上昇、19年は0.9%上昇、20 年は0.5%上昇と上昇傾向が継続するものの、その上昇幅は縮小すると予測。21年以降はマクロ経済の安定的な推移継続によりほぼ横ばいで推移する見通し。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。