不動産ニュース / 開発・分譲

2018/6/1

TKP、アパグループ最大のFC会社に

「アパホテル<TKP京急川崎駅前>」外観

 (株)ティーケーピー(TKP)は1日、アパホテル(株)とのフランチャイズ契約による都市型ホテル「アパホテル<TKP京急川崎駅前>」(川崎市川崎区、143室)を開業した。

 京浜急行本線「京急川崎」駅徒歩3分に立地。建物は、地上9階建て。シングル142室、ツイン1室。1階には、会議や懇親会、朝食会場として利用できるバンケットを備え、TKPがバンケット運営を行なう。宿泊料金は、1泊1万4,000~2万4,000円。平均客室単価7,000円を目指す。

 TKPは、2014年の「アパホテル<TKP札幌駅前>」(札幌市中央区、203室)を皮切りに、アパホテルグループのフランチャイジーとしてホテルを展開。今回のホテルが5棟目となる。10月には仙台駅前、19年5月には大阪・西梅田でも開業するほか、新たに東京・外神田、博多・天神で開発を進めるホテルについてもアパとFC契約を締結。アパホテルグループ最大となる、10ホテル・2,002室のフランチャイジーとなる。

 同日会見した、TKP代表取締役社長の河野貴輝氏は、「このホテルは、羽田空港まで15分でアクセスできる立地で、インバウンドを中心に高稼働を期待している。アパホテルに会議室を設けることで、ビジネス需要や観光客に加え、研修需要を取り込み稼働率を上げていきたい」などと挨拶した。また、アパグループ代表の元谷 外志雄氏は「TKPさんとは4年のお付き合いだが、当社の予想を上回る急速な成長に驚いている。FC会社の成長はホテルネットワーク全体の成長につながる。今後もWin-Winの関係を続けていきたい」と話した。

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