不動産ニュース / 団体・グループ

2018/6/1

業界横断の体系的研修に独自研修を組み入れ

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は5月31日に理事会を開き、(公財)不動産流通推進センターを核に、全宅連など業界6団体が参画する体系的研修制度(宅建アソシエイト課程)を、全宅連の「不動産キャリアサポート研修制度」に組み入れ、推奨・活用していくことを決定した。

 宅建アソシエイト課程は、事業者団体に対し宅地建物取引業従事者への体系的な研修実施の努力義務を課した宅建業法改正に対応した業界統一の研修制度として構築されたもの。宅地建物取引士の資格取得を目指す従業者等を対象にしたもので、各団体の初任従業者研修や実務講習(自主学習)、登録講習、推進センターの修了課程講座等を経て「宅建アソシエイト」として認定される。

 全宅連の研修制度では、基礎教育課程として「不動産キャリアパーソン」資格を設けている。同資格は、他団体の初任従業者研修にはない認定試験や資格登録制度を設けていることから、同資格登録者を「宅建アソシエイト課程」の「自主学習」まで修了したものとして取り扱う。

 全宅連では、不動産キャリアパーソンが業界横断の体系的研修制度「宅建アソシエイト課程」の必要資格の一つとして位置付けられていることをPRし、不動産キャリアパーソンの有用性等をアピール。受講者拡大に努めていく方針。

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