(公社)日本不動産学会は1日、2017年度「国土交通大臣賞」および「日本不動産学会業績賞」の表彰式を行なった。
「国土交通大臣賞」として「国際新都心の形成を目指す『虎の門ヒルズエリア』開発の主導的役割」を、「業績賞」として「銀座エリア最大の複合商業施設『GINZA SIX』の誕生」を表彰した。いずれも、受賞者は森ビル(株)。
来賓を代表して挨拶した国土交通事務次官の毛利信二氏は「虎ノ門ヒルズエリアの開発により環状第2号線が開通し、幹線整備の第一歩となった。今後も、虎ノ門レジテンシャルタワーやバスターミナルの整備が計画されている。都市の国際競争力向上に寄与することを期待している」などと話した。
森ビル代表取締役の辻 慎吾氏は「権威ある賞をダブルで受賞できることを光栄に思う。都市再生なくして日本の再生はないという強い思いで事業に取り組んでいる。いただいた賞を励みに、森ビルらしい都市づくりに邁進していきたい」とコメントした。