
ポラスグループの(株)中央住宅は、新築分譲マンション「LEPIA GRANDE(ルピアグランデ) 浦和美園」(さいたま市岩槻区)の販売を16日より開始する。総戸数は340戸と、同社グループ最大規模となる。
「LEPIA」とは、フランス語の定冠詞である「Le」と理想郷(Utopia)をつないだ造語。これに偉大な・壮大なという意味の「GRANDE」を合わせ、200戸以上の大規模マンションのブランド名とした。
埼玉高速鉄道線「浦和美園」駅徒歩8分。敷地面積は1万2,849.77平方メートル。延床面積は2万7,964.47平方メートルで、建物は鉄筋コンクリート造地上15階建て。
グランドエントランスは、フランスのまち並みをイメージ。同社グループが近隣で開発した分譲住宅との統一感を演出した。デザインはパリのラグジュアリーホテルを意識し、マロニエの並木を配置。基壇部には質感豊かなタイルを取りいれ、並木との一体感を創出している。
また、同社オリジナルの「ピアキッチン」を132戸に導入。キッチンとリビングダイニングを一体化させたプランで、大容量の備え付け食器棚を標準装備としている。
さらに敷地内には、近隣の住民も利用できる「パームガーデン」や子供の集団登校の待ち合わせ場所としても機能する「パークエントランス」、「キッズルーム」と「パーティルーム」をつなぐ「スキップガーデン」等、子育て世帯に配慮した共用施設を設置した。
専有面積は65.41~83.39平方メートル、間取りは2LDK+S~4LDK。第1期(50戸)の販売価格は2,480万~4,320万円(税込み)を予定している。すでに近隣に住む30歳代のファミリー層を中心に500件以上の反響を得ているという。
同社取締役の金児正治氏は会見で「2017年のマンション事業の売上高は100億円を突破し、今後、維持・継続していかなければならない。現在、当社のマンションシリーズは、ルピアコート、ルピアージュ、ルピアグランデがあるが、今後、コンパクトマンションブランドを立ち上げる予定。4つのシリーズで展開していく」などと語った。
竣工は20年1月下旬の予定。
