不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/7/10

首都圏既存M、成約価格は66ヵ月連続上昇

 (公財)東日本不動産流通機構(レインズ)は10日、2018年6月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,317件(前年同月比0.5%減)と、ほぼ横ばいとなった。地域別では東京都1,667件(同4.7%減)、千葉県390件(同4.6%減)、神奈川県842件(同3.3%増)。埼玉県は418件(16.4%増)と、9ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は51万9,000円(同4.6%上昇)、平均成約価格は3,320万円(同5.0%上昇)と、共に13年1月以来66ヵ月連続の前年同月比プラスとなった。新規登録件数は1万7,477件(同8.7%増)と10ヵ月連続で前年同月を上回り、前月比でも3.6%増加した。在庫件数は4万5,712件(同8.5%増)となり、15年6月以来37ヵ月連続で前年同月を上回った。

 既存戸建ての成約件数は1,188件(同7.7%増)。平均成約価格は3,099万円(同5.5%上昇)となり、10ヵ月連続で前年同月を上回った。

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