ソフトバンクロボティクス（株）は、自動運転洗浄機向けサービス「AI 清掃 PRO」を8月1日より提供すると発表した。
同サービスはソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先であるBrain Corp.の自動運転技術「Brain OS」を搭載した洗浄機を清掃の現場で利用するもの。
「Brain OS」のほか、保守サポートや通信ネットワークなどを提供。また、故障には電話やウェブサイトの専用窓口を設け対応する。料金は1ヵ月当たり5万9,800円×60ヵ月。
なお同日、Brain OS を搭載し、自動運転技術を活用した床洗浄機「RS26 powered by BrainOS」を発売。
「RS26 powered by BrainOS」は、自動運転技術を搭載しており、対象エリアをスタッフが手動運転することで清掃ルートの地図データを作成・記憶。自律走行での床洗浄が可能で、複数のセンサーが人や障害物を検知し衝突を回避しながら清掃する。
本体のサイズは1,691×846×1,383mmで、重量は471kg。1時間当たり1,700～1,800平方メートルの清掃が可能。本体価格は248万円。
発売に先立ち、商業施設「アリオ亀有」（アイング（株））や大阪駅（（株）ジェイアール西日本メンテック）等で導入しており、「設定が簡易で作業員の方でも使いこなせるため好評を得ている。同商品を人件費を削減するというよりは、労働力不足を解消することが目標」（同社事業推進本部・小暮武男氏）としている。
