国土交通省は19日、まちづくりと連携した駐車場施策ガイドラインを公表した。
近年、各地で稼働率の低い駐車場の発生、まちなかに駐車場が広がるといった状況がみられるなど、駐車場施策が転換期を迎えていることを背景に、同ガイドラインを策定。
ガイドラインでは、にぎわいのある歩行者中心のまちづくりに向け、駐車場の量や場所、配置の適正化を図っていくための方策や、駐車場の有用性を検証するとともに、有用性の低い駐車場について土地利用転換や、土地の利活用を促進するための方策を提示。これら駐車場の適正に資するさまざまな仕組み、荷さばき・自動二輪等への対応等、まちづくりと連携した駐車場施策を総合的にとりまとめている。
また、民間の多様な活動との連携、民間の主体的な取り組みをスタートとして駐車場を考えていくような進め方なども示した。
ガイドラインの詳細は、同省ホームページを参照。