不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/7/26

新築戸建て、平均成約価格は3,477万円

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける、2018年6月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,554万円(前月比0.1%下落)と、2ヵ月連続のマイナス。前年同月比では3.0%の上昇と、10ヵ月連続のプラスとなった。
 成約価格は3,477万円(同2.6%下落)と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。地域別では、東京23区が4,722万円(同5.8%下落)、東京都下3,859万円(同1.0%下落)、神奈川県3,648万円(同2.3%下落)、埼玉県2,954万円(同3.7%下落)、千葉県2,905万円(同3.9%上昇)。東京23区では高額物件の多い城北・城西エリアの一部で成約が減少、価格が下落となり平均価格が3ヵ月ぶりに5,000万円を割り込んだ。

 登録価格指数は101.7(同0.2ポイント低下)。成約価格指数は98.2(同2.6ポイント低下)と3ヵ月ぶりにマイナスに。なお、千葉県は過去最高となる105.9ポイント(同4.0ポイント上昇)となった。

 既存マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,969万円(同2.4%上昇)と、反転上昇。前年同月比は11.1%上昇し、4ヵ月連続のプラスとなった。
 成約価格は2,547万円(同4.0%下落)と3ヵ月連続のマイナス。地域別では、東京23区が3,555万円(同2.6%下落)、東京都下2,414万円(同2.7%上昇)、神奈川県2,150万円(同4.4%下落)、埼玉県1,874万円(同0.8%上昇)、千葉県1,570万円(同20.7%下落)。神奈川県は、横浜市の成約が減り、県下の成約が増えたことにより下落。千葉県で築古物件の成約増加したことにより大幅に下落となった。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が139.1(同3.3ポイント上昇)。成約物件は127.9(同5.3ポイント下降)と3ヵ月連続でマイナスとなったが、千葉県以外の4エリアで100超を維持している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。