三菱地所ホーム(株)は、リフォームショールーム「赤坂リフォームギャラリー」(東京都港区)を、8月14日にグランドオープンする。
ショールームには、定額制リフォーム「Re Dia(リディア)」と、最上級のリフォームブランド「Re Grand(リグラン)」に全館空調システム「マンションエアロテック」を加えた2つのマンションリフォームモデルルームを設置する。
「Re Dia」は、専有面積70平方メートルの一般的な間取りのリフォームを想定。三菱地所グループオリジナルの商品「EYE’S PLUS」の水回り設備や建具等をベースに一部間取り変更を含めたリフォームを提案。リフォーム価格は、498万円。
一方「Re Grand」は、理想の住まいを最上級の素材と最良のデザインによって提供するハイエンド向けスケルトンリフォーム。モデルルームは、150平方メートル想定の居室リフォームのうち110平方メートルを再現した。二重床構造を活用しながら換気し、きれいな空気と快適な温度で満たす全館空調システムで、扉のない大空間のLDKを提案している。リフォーム価格は、専有面積70平方メートルで850万円を想定する。
またショールームでは、ユーザーがリフォームを失敗しないよう、「間取り」「収納」「ユニバーサルデザイン」「空気・温熱環境」「動線」「デザイン」という6つのカテゴリーを“THINK-A(真価)”と位置付け、それぞれのポイントをPOPで提示した。
26日の内覧会で挨拶した同社代表取締役社長の加藤博文氏は、「当社は来年35周年を迎えるが、当初から力を入れてきた “エアロテック”のニーズがより高まっていると感じている。お客さまには、赤坂リフォームギャラリーで体験していくことで良さを実感してほしい。首都圏のストックを中心に開拓し、2020年までに売上げ100億円を目指していく」と話した。