不動産ニュース / 政策・制度

2018/7/30

老朽化マンション問題で業界横断の勉強会

 (独)住宅金融支援機構は、社会問題化しつつある老朽化マンション問題へ対応するため、同機構を事務局に「マンションの価値向上に資する金融支援のあり方勉強会」を設立。8月3日に第1回会合を開く。

 同勉強会には、マンション管理等の関係団体、民間金融機関、マンション問題に関する有識者、国土交通省、東京都などが参加。適切な修繕工事等の実施によるマンションの価値向上を目的に、マンションの共用部分のリフォームローン市場における金融インフラの整備に関する効果的な取組について検討する。

 具体的なテーマとしては、「マンション管理組合と市場関係者の間の情報の非対称性の解消に効果的な取組」と「マンション管理組合向け融資への民間金融機関の参入支援に効果的な取組」の2つを予定。取組の検討・実施に当たっては、全国の半数以上のマンションが集中している東京圏を中心に進め、将来的には他の主要都市の老朽化マンション問題についても検討していく予定。

 18年度の勉強会は、5回を予定。19年2月の第5回終了後、検討内容と次年度の取り組み内容を公表する予定。

この記事の用語

住宅金融支援機構

政府の保証を背景とした住宅金融業務を実施することを目的に設立された「住宅金融公庫」の権利義務を引き継ぐ形で2007(平成19)年に設立された。 主な業務は、1.一般の金融機関の住宅貸付債権の譲受け、...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆