旭化成不動産レジデンス(株)は27日、「上熊本ハイツ建替え事業」の起工式を執り行なった。
「上熊本ハイツ」は、2016年4月に発生した熊本地震で全壊認定を受けたマンション。その後、住民が積極的に建て替え推進活動を行ない、建て替え決議が成立した。熊本地震の被災マンションにおいて、住民が再建を主導する計画は、同物件が初めて。
再建後は、総戸数184戸の「アトラス上熊本」となる。敷地面積約7,003平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て、延床面積約1万6,299平方メートル。住戸は、1LDK~4LDK、専有面積は39~101平方メートル。20年4月に竣工、同年5月に入居開始の予定。