不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/29

リバースモーゲージの利用実績、大幅増

 (独)住宅金融支援機構は28日、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」(2018年4~6月)の利用実績等を発表した。

 同ローンは、60歳以上を対象にした住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ。毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者が死亡した時、担保物件の売却で一括返済する。

 同ローンの付保申請戸数は98件(前年同期比345.5%増)、付保実績戸数68戸(同183.3%増)、付保実績金額8億5,000万円(同214.8%増)、取扱金融機関39(同13機関増)となった。

 申込者の平均像は、年齢71歳、年収391万円。6割が年金受給者で、使途は「新築戸建建設」46%、「新築マンション購入」26%。平均資金計画は、所要額3,362万円、融資額1,773万円、毎月返済額3万5,000円。利用タイプは、82%が「ノンリコース型」だった。

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住宅金融支援機構

政府の保証を背景とした住宅金融業務を実施することを目的に設立された「住宅金融公庫」の権利義務を引き継ぐ形で2007(平成19)年に設立された。 主な業務は、1.一般の金融機関の住宅貸付債権の譲受け、...

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