不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/26

東京・浜町のマンション建替え事業を着工

「浜町ダイヤマンション建替え事業」完成イメージ

 新日鉄興和不動産(株)はこのほど、同社が参加組合員として参画する「浜町ダイヤマンション建替え事業」の建築工事に着手したと発表した。

 同事業は、都営新宿線「浜町」駅徒歩3分、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅徒歩6分などに位置する「浜町ダイヤマンション」(東京都中央区、総戸数45戸、築46年)を、隣地4区画との共同化により新たな分譲マンションに建て替えるもの。

 所有者の全員合意をもって「マンション建替え等の円滑化に関する法律」の基づく権利変換認可を受けており、中央区においては初の円滑化法によるプロジェクトとなる。

 従前のマンションでは、地区計画を適用しても容積率が約790%だったところ、共同化により敷地面積が300平方メートルを超え、約840%までの容積緩和し、同事業は東京都のマンション共同化建替えモデル事業に応募し適用となった。

 建替え後のマンション(総戸数61戸)は、敷地面積約446平方メートル、延床面積約4,426平方メートル。鉄筋コンクリート造14階建てで、専有面積は40~100平方メートル。間取りは1DK~4LDK。

 竣工は2020年6月の予定。

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マンションの建替えの円滑化等に関する法律

マンションの建て替えを円滑に進めるための仕組みを定める法律。2002(平成14)年に公布・施行された。

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