不動産ニュース / ハウジング

2018/10/4

共働き世帯を支援する小規模住宅/ミサワH

「SMART STYLE H 新・スキップ蔵」外観

 ミサワホーム(株)は6日より、木質系企画住宅ブランド「SMART STYLE」シリーズの新プラン「SMART STYLE H 新・スキップ蔵」の販売を、沖縄県を除く全国で開始する。

 郊外ではなく都心部で機能性の高い住宅に住みたい、または親世代との近居を考える20~30歳代の多忙な共働きのファミリーをターゲットにし、スマートな暮らしをサポートする住宅として提案する。

 収納空間「蔵」を設けた2階建てで、1.5階、2.5階、ロフト階を設けた「スキップフロアデザイン」を採用。「蔵」の上階の1.5階部分には子供の遊び場・在宅ワークの場として活用できるマルチスぺ―スを設け、子育てする共働き世帯の多様なライフスタイルに応える。また、キッチン・洗面所・バスルームを隣接させ、その周囲を自由に行き来できるような動線とし、家事効率を高めた。さらに、土間床のシューズクロークなど、随所に収納空間を配置することで、空間を最大限活用するとともに、生活利便性を向上させる。

 デザインは、室内に段差を設け天井高最大約3mのほか、天井まで達する大開口を設け、コンパクトながらゆとりある居住空間を創出している。なお、同プランの販売開始に合わせ、外観・家具・照明・外構までをトータルに選べる新たなデザイン提案「SMART LifeStyle Selection」を開始。カフェスタイルの「THINK SLOW」など全4プランを用意し、「SMART STYLE」シリーズに標準化する。

 木質パネル接着工法で、全16プランを用意。1階床面積約56平方メートル、2階床面積約49平方メートルのスタンダード仕様で、販売参考価格は2,319万円(税込み)。販売目標は「SMART STYLE」シリーズ全体で年間1,300棟を目指す。

 同社商品開発部部長の石塚禎幸氏は、「共働き世帯は増加傾向にあり、ターゲットとして大きくなっている。その中で、親との近居、まちなか居住を考える人が多くいるため、小規模宅地に建てるコンパクトな住宅プランの提案に至った。機能性を意識した当プランで、多忙な共働きファミリーの生活を支援していきたい」などと述べた。

1.5階のマルチスぺ―ス。子供の遊び場や在宅ワークなど、共働き世帯の多様なニーズに応える

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