不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/23

高級志向に対応。浅草に306室/アパホテル

「アパホテル<浅草駅前>」外観

 アパホテル(株)は23日、「アパホテル<浅草駅前>」(東京都台東区、総室数306室)を開業した。

 同ホテルは、東京都営地下鉄浅草線「浅草」駅徒歩1分に立地。台東区では11棟目のホテルとなる。建物は、鉄骨造地上15階建て。客室はスタンダードルーム(10~11平方メートル)286室、デラックスルーム(11平方メートル)19室、デラックスツイン(21平方メートル)1室で、最大収容人数は612人。

 顧客の高級志向に対応し、最上階に客室設備や仕様をグレードアップした「プライドフロア」を初めて導入。同仕様は、2019年2月開業予定の「アパホテル<国会議事堂前>ザ・プライド」(東京都千代田区、全500室)に全面導入する。

 全客室に、タブレット端末の動画等をテレビに映し出す「ミラーリンク機能」と、訪日外国人向けの飲食店予約代行サービスを導入したテレビインフォメーションを新たに採用した。宿泊料金は、スタンダードルームが1泊1万8,000円、デラックスルームが3万2,000円。

 同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は「さまざまな利用者に満足いただけるよう、今後はロケーションによっては高級感ある仕様を導入していく。現在、51棟・1万7,400室を建築・設計中で、ほとんどが東京オリンピック前に開業する。日本最大のホテルチェーンとはいえ、宿泊シェアはまだ4%に過ぎない。外資の新規参入も想定される中で、新しいホテルには必ず新たな設備・サービスを導入し、存在感あるホテルチェーンとして今後も拡大路線を歩む」などと語った。

最上階客室は、設備や仕様をグレードアップした「プライドフロア」とした

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