不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/10/29

DINKSの自宅購入価格平均は4,179万円

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、「共働き夫婦の実態」に関する調査結果を発表した。1都3県に在住する、住宅ローンを組んで自宅を購入した、子供のいない30~40歳代の共働き夫婦(男女548名)を対象に実施。

 自宅の購入価格の平均は4,179万円。「3,001万~4,000万円」(30.3%)が最多となり、次いで「4,001万~5,000万円」(21.7%)が続いた。

 住宅ローンの借入額の平均は3,243万円。「2,001万~3,000万円」(28.1%)と「3,001万~4,000万円」(28.1%)が同率でトップに。購入価格平均に対して、約77.6%を借り入れていることが分かった。

 毎月の住宅ローンの返済額の平均は10万4,070円。住宅ローンを完済した人の割合は14.6%にのぼった。

 住宅タイプは、「新築マンション」が44.3%で最も多く、次いで「新築戸建て(建て売り)」が20.6%、「中古(既存)マンション」が16.1%で、全体の6割がマンションだった。自宅の間取りは「3LDK」が51.3%で最多。延床面積が平均で83.9平方メートル。

 自宅は夫婦共同名義の人は51.1%と半数を超え、給料の管理方法については、「それぞれ自分の給料を個別に管理」(50.5%)が半数を占め最多となった。

 「今後も共働きの生活を継続したいか」については、86.3%が「はい」と応え、夫(86.9%)、妻(85.8%)ともに、どちらも高い割合になった。

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住宅ローン

個人に対する住宅資金の融資をいう。主として民間の金融機関が担っているが、その円滑な実施などのため、(独)住宅金融支援機構(住宅金融公庫の廃止後、その機能の一部を引き継いだ組織)と連携することが多い。

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