不動産ニュース / その他

2018/11/7

横浜市、モビリティと連携した団地再生

 横浜市は7日、同市旭区内の大規模団地・横浜若葉台のまちづくりにおいて、神奈川県住宅供給公社、若葉台まちづくりセンター、横浜国立大学都市イノベーション研究院、横浜国立大学 COI サテライトと、連携協定を締結した。旭区は、未来に向けたまちづくりとして、公民連携に関する総合窓口「SDGs若葉台フロント」を設置している。企業や大学等との協働事業に同フロントが関わるのは初。

 横浜若葉台では、住民主体で策定したまちづくりプラン「横浜若葉台みらいづくりプラン」を推進しており、同協定によって、モビリティの向上やコミュティ・商店街の活性化の取り組みとも連携、多様な世代に選ばれるまちを目指していく。

 横浜若葉台は、最寄り駅から約3km離れているため、移動にはバスが重要な役割を果たしている。取り組みのスタートとなる実証実験では、11 月中に団地中央の商店街にある多世代交流拠点「ひまわり」にPR用ディスプレイを設置。団地内を走るコミュニティバスの運行ルートと現在位置の可視化を行ない、利便性の向上につなげていく。

 今後は、路線バスの運行情報との統合を図るとともに、スマートフォンアプリ等を用いて、地域情報を見える化し、コミュニティ・商店街の活性化の取り組みとの連携も検討していく。

 協定期間は2021年3月31日まで。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆