不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/11/27

ホームステージャー、5年後に1万名目指す

交流会の模様

 (一社)日本ホームステージング協会は26日、学士会館(東京都千代田区)で4回目となるホームステージャー交流会を開催。ホームステージャーや法人会員関係者など約110名が参加した。

 交流会では、2018年の活動報告と今後の活動方針が説明された。同協会が講座受講者に対して認定している「ホームステージャー」は、ホームステージングの認知度向上と参入業種の増加から、2級認定者が2,527名(17年:1,759名)、1級152名(同:87名)と引き続き増加。法人会員も20社から42社へ増加した。また、地域ごとに講師を担える人材を育成する認定講師制度を稼働。8名を認定した。ホームステージングに関するデータの蓄積を目的とした「ホームステージング実態調査(ホームステージング白書)」も、昨年に続いて12月1日に発表する。

 交流会で挨拶した同協会代表理事の杉之原 冨士子氏は「われわれは、17年を“ホームステージング元年”と位置付けたが、18年はさまざまな業種がホームステージングに参入したほか、首都圏から地方へと広がりをみせ、売買から賃貸、リフォーム、在宅と幅が広がるなど“ホームステージング成長期”だったといえる。今後も、ホームステージングを住む人の暮らしの価値を上げるビジネスとして普及させていきたい。5年後をめどに1万名のホームステージャーを輩出したい」と抱負を述べた。

 また交流会では、「第3回ホームステージコンテスト」の表彰式も行なわれた。応募総数82点を、「売買」「賃貸」「リフォーム」「在宅」の4つのカテゴリーで審査。それぞれのカテゴリーでグランプリと準グランプリを選出した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ホームステージング

売却予定の建物の円滑な売却に資するべく、部屋にインテリア等を配置するなどしてその物件に魅力を付加するサービスをいう。英語のHome staging。ホームステージングに使われるインテリアは、家具、照明器具、カーテン、小物類が中心で、主要なスペースに限って配置する場合もある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。