不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/11/29

横浜ランドマークにロボットを導入/三菱地所

コミュニケーションロボット「EMIEW3」(左)と「EMIEW-TT」(右)

 三菱地所(株)は、「横浜ランドマークタワー」(横浜市西区)において、コミュニケーションロボット「EMIEW3(エミュースリー)」4台の導入・運用を決定した。

 同社は、丸の内エリアの「オープンイノベーションフィールド」化を進めており、先端技術・テクノロジーのまちづくりにおける有用性等について調査・研究を行なう「Marunouchi UrbanTech Voyager」プロジェクトに取り組んでいる。「EMIEW3」の導入は、横浜地区における同プロジェクトの一環として取り組むもの。

 「EMIEW3」は、(株)日立製作所が開発したコミュニケーションロボット。多言語会話と自律走行機能を持ち、公共空間での利用に求められる雑音環境下での音声認識性能に特長がある。これまで三菱地所本社をはじめ、駅や空港、商業施設等、さまざまな施設において実証実験を実施。「EMIEW3」が正式導入されるのは今回が初となる。

 併せて、タブレットで「EMIEW3」のアバター(分身)と会話ができるアプリ型のコミュニケーションロボット「EMIEW-TT(エミューティーティー)」も1台試験導入する。

 導入場所は、69階展望フロアスカイガーデン、2階展望フロアチケット売り場。多言語(日本、英語、中国語)での施設案内、チケット購入方法の案内の他、スカイガーデンからの景色紹介や、クイズゲーム等エンターテイメント機能などを行なう。

 導入開始は12月11日の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。