不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/12/13

都心5区ビル空室率、3ヵ月連続で最低値更新

 三幸エステート(株)は13日、2018年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は0.67%(前月比0.06ポイント減)と、統計開始以来の最低値を3ヵ月連続で更新した。竣工が近い建築中ビルではテナント誘致が順調に進んでいるケースが多く、今後も極めて低い水準で推移する可能性が高い。現空面積は3万8,757坪(同3,320坪減)と、統計開始以来初となる3万坪台に低下した。

 1坪当たりの募集賃料は2万9,220円(同184円増)と2ヵ月連続で上昇。過去1年間では5.2%の上昇となり、5年にわたる市況回復が緩やかなペースで続いている。募集面積は30万5,659坪(同5,114坪減)となった。

 全国6大都市の空室率は、東京23区0.9%(同変動なし)、札幌市2.0%(同変動なし)、仙台市4.3%(同0.2ポイント減)、名古屋市2.3%(同0.1ポイント減)、大阪市1.7%(同変動なし)、福岡市1.6%(同0.3ポイント減)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。