不動産ニュース / リフォーム

2018/12/13

目黒区でリノベ付きサブリース物件/小田急G

「TOMOS NIKOU」の居室

 小田急電鉄(株)および小田急不動産(株)とハプティック(株)は、「小田急の『安心』サブリース」で初の試みとなる元社宅の1棟リノベーション「TOMOS NIKOU」(東京都目黒区、総戸数12戸)を竣工した。

 「小田急の『安心』サブリース」は、2016年10月に開始したリノベーション付き住宅サブリース事業。同事業では、オーナーに対して小田急電鉄が前払い家賃を支払い、リノベ費用に充てることができる仕組みを採用しているほか、稼働状況に関係なく査定した固定賃料を5年間支払い続ける家賃保証も組み入れている。

 「TOMOS NIKOU」は、社宅・事務所として利用されていた物件(1984年築、鉄骨造地上4階建て)を小田急電鉄が借り上げ、ハプティックが一般賃貸へのリノベーション工事および入居者募集を行なった。

 東急目黒線「洗足」駅徒歩13分、東急東横線「都立大学」駅徒歩16分に立地。社宅は2・3階部分。間取りはワンルーム(27.61平方メートル)。無垢のフローリングとシンプルなオリジナルキッチンなどを使った飽きのこないリノベーションを行なった。賃料は8万3,000円。従前は入居率が30%まで低下していたというが、工事開始から2週間で12戸すべてに申し込みが入ったという。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。