積水化学工業(株)と東京セキスイハイム(株)は21日、埼玉県朝霞市で開発しているまちの名称を「あさかリードタウン」に決定。戸建街区は「スマートハイムシティ朝霞」とした。
同プロジェクトは、東武東上線「朝霞」駅約1.8km(徒歩約22分、バス約10分)に立地。面積約7万3,400平方メートル。戸建住宅街区(「セキスイハイム」約130戸)、商業街区((株)カインズホームが出店)、集合住宅街区(約200戸)、公園・小規模商業施設を含めたコミュニティスペース、ヘルスケアエリアの5つのエリアで構成される。
「リードタウン(Leadtown)」とは、「~へ導く」を意味する「Lead to」と「town」をかけあわせた造語。また、当初のプロジェクト名であった「SEKISUI Safe & Sound Project」のキーワードである「Leaf」「enjoy」「always」「days」の頭文字となる。
豊富な植栽を施し、周辺の自然環境と生態系保全に配慮したまちとし、のんびりと過ごせる芝生公園がある宮台公園を中心に、周囲には商業施設やクラブハウス配置した「ネイバーズサークル&ガーデンストリート」を用意する。
セミナーや体験教室などを開催できる多目的スペースを設け、楽しく過ごせるまちとするほか、災害時のライフラインも確保。さらにスマートセキュリティ製品の開発などを手掛ける(株)Secual(東京都渋谷区)と協業し、スマートタウンマネジメント事業に参入する。住民・家・まちのデータを活用し、データ蓄積・分析を行ない、見守りサービスを展開する。
2020年に全体の完工・まちびらきを予定している。