不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/7

中規模オフィス事業を新ブランドで展開/三菱地所

「(仮称)中央区銀座三丁目計画」室内専用バルコニーのイメージ
「CIRCLES」ロゴデザイン

 三菱地所(株)は7日、コンパクトオフィスブランド「CIRCLES」を新たに立ち上げた。

 同ブランドでは、敷地面積100坪前後の土地に、ワンフロア30~50坪前後のコンパクトオフィスビルを供給する。東京都心部を中心に年間3~5棟手掛けていく計画。シェアオフィス等のスモールオフィス等が手狭となった成長企業をターゲットに、生産性向上をサポートするデザイン性・快適性を兼ね備えたオフィス空間を提供する。

 休憩スペースとして利用できるインナーバルコニーの他、入居者だけでなく地域の人が利用できるカフェラウンジも設置する。また、フロアごとに空間に特徴を持たせ、すぐに入居可能な家具付きフロア、入居者が内装を決められる家具なしフロアなど、多様な選択肢を用意。さらに、IoTを活用し、スマートフォン・タブレットで空調・照明の操作や、シェアスペースの混雑状況が把握できるシステムを導入する。

 このほど第1弾として、「(仮称)港区東新橋二丁目計画」「(仮称)中央区銀座三丁目計画」「(仮称)中央区日本橋馬喰町一丁目計画」の3プロジェクトに着手。今後は、都心5区エリアを中心に、年間5棟前後、5年間で計30棟を目標に開発を進めていく。

カフェラウンジイメージ

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