不動産ニュース / 仲介・管理

2019/1/21

売却不動産向けサービスを強化/中央住宅

「リフォーム先行型買取保証付仲介」のイメージ

 ポラスグループの(株)中央住宅は21日、売却不動産を対象としたサービス「UCHI サポ(ウチサポ)」の提供を開始した。

 同サービスは、(1)リフォーム先行型買取保証付仲介(空室のマンションのみ対象)、(2)建物&設備の無料診断、(3)売却後の建物・設備のトラブル保証、(4)ステージング&クリーニングをまとめたサービス。従来より提供していた(2)と(3)、都内のみで展開していた(4)、新たに(1)をまとめてパッケージ化したもので、同サービスにより売却不動産の受託件数を増やす考え。

 (1)については、一般的には売り主がリフォームした上で売却することが多いが、同社がリフォームを施すため、売り主は初期投資不要で不動産の価値を上げることができる。また、万が一期限内に売却できなかった場合も査定価格にリフォーム代金を加えた売却保証額で同社が買い取るというサービス。

 (2)は、床下・外壁・基礎コンクリート・塗装劣化などを診断。水回りや給湯器など、300ヵ所以上を点検し、建物診断報告書を作成することで、売却時の安心につなげる。(3)は、売り主の負担期間および買い主の負担期間についても、2年間最大300万円を保証などする。さらに(4)では掃除のプロがクリーニング。適用条件に応じてステージングを実施する。

 同社不動産ソリューション事業部営業推進部部長の加藤達宏氏は、「既存住宅に付加価値を与えることで、流通を活性化させたい。まずは同サービスについて営業マンへの周知を徹底する。さらにお客さまにとってメリットのあるサービスであることをわかりやすく提案していきたい」と話した。

 2019年度で2,600件の受託獲得を目標としている。

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