不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/30

表参道で不特法商品の第2弾/コスモス

「セレサージュ表参道」外観イメージ

 (株)コスモスイニシアは30日、不動産特定共同事業法に基づく投資用不動産(共同出資型商品)「セレサージュ表参道」(東京都渋谷区、店舗6区画予定)の販売を開始した。

 「セレサージュ」シリーズは、JREIT等の不動産投資信託とは異なり、不動産特定共同事業任意組合スキームに基づき不動産そのものを所有する商品。1棟を共同所有することで、1室で所有するよりも空室リスクなどを軽減。同社が一括で管理運営を行なうことで、不動産投資が初めての人や遠方者でも投資しやすいのが特長。2017年に、第1弾となる「セレサージュ代官山」を発売している。

 今回は、同社が開発した新築商業ビルが対象となる。東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅徒歩6分に立地。鉄骨・鉄筋コンクリート造陸屋根地上4階地下1階建て、敷地面積334.14平方メートル、延床面積995.33平方メートル。任意組合を組成し、同社が任意組合の理事長として、対象不動産を管理・運営。また、投資用・事業用不動産の仲介事業を通じて、資産運用において適切な時期を見極め、対象不動産を売却する。

 販売単位は一口当たり500万円(最低出資金額二口1,000万円・消費税等込み)。竣工は19年1月。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。