不動産ニュース / その他

2019/1/31

収納不足対策へ”宅配型”トランクルーム提案

 大和ハウス工業(株)グループで物流コンサルティングなどを手掛ける(株)フレームワークスは31日、ビッグデータやAIを活用したデータ分析等を展開するデータサイエンスプロフェッショナルズ(株)と共同で、宅配型トランクルームサービス「sharekura(シェアクラ)」の提供を開始した。

 宅配型トランクルームサービスとは、トランクルームに保管した品物の出し入れをクラウド上で管理。荷物の預かりや取り出しに配送会社を使い、自宅にいながらトランクルームの荷物を管理できる。物を所有しながら、自宅の可処分空間を広げられる。分譲マンションをはじめとした住宅価格の高騰を受け、収納面積が縮小傾向にあることから、その対策として提案していく。

 荷物を預ける場合は、スマートフォンやPCで申し込み、届いた専用の段ボールに入れて荷物を送る。取り出す際にはスマホ・PCで申し込むと、自宅に荷物が届く。月額利用料は1箱当たり300円で、預け入れ上限は1箱当たり30点まで。登録手数料は無料で、取り出しには手数料が800円かかる。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

トランクルーム

分譲マンションにおいて、区分所有者が利用するために、各住戸とは別に設置された小型の倉庫のこと。区分所有者が各住戸を購入する際に、同時にトランクルームを購入する場合もあれば、区分所有者はトランクルームを所有せず、毎月使用料を支払う場合もある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。