不動産ニュース / その他

2019/1/31

積水ハ、FIT満了オーナーから余剰電力買取り

 積水ハウス(株)は31日、同社住宅のオーナーから太陽光発電の余剰電力を買い取り、自社グループの事業用電力として利用する「積水ハウスオーナーでんき」を発表した。3月1日から事前申し込みを開始、事業開始は11月の予定。

 2009年に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の期間満了を迎える同社オーナー向けに、同サービスを提案する。開始当初の電力買取単価は1kWh当たり11円。

 同社では、これまでに戸建てや賃貸住宅に700万MWを超える太陽光発電システムを設置しており、年間発電量は約700GWhに達するという。約2~3割と想定する余剰電力を買い取ることで、同社グループで使用する年間120GWhの電力を賄える。

 FITの期間満了を迎えるオーナーの不安を解消するだけでなく、事業活動に使用する電力を100%再生可能エネルギーにする「RE100」の達成が可能になる。

この記事の用語

FIT制度(固定価格買取制度)

電気事業者に対して、再生可能エネルギー電気を固定された価格(固定買取価格)で、一定期間、全量を買い取ることを義務付ける制度をいう。FITは、Feed-in Tariffの略語である。

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