不動産ニュース / 開発・分譲

2019/2/4

中部エリア初の物流施設を竣工/三菱地所

「ロジクロス名古屋笠寺」外観完成イメージ

 三菱地所(株)は、マルチテナント型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」(名古屋市南区)を竣工した。中部エリア初のロジクロス(同社単独開発ブランド)シリーズとなる。

 名古屋高速3号大高線「笠寺」ICまで約0.5km、同4号東海線「木場」ICまで約3.0kmに位置し、名古屋市内への配送をはじめ、中部エリアの広域配送拠点として利便性の高い立地。さらにJR東海道線「笠寺」駅徒歩8分、名鉄常滑線「大江」駅徒歩15分と2路線の駅から徒歩圏内に位置し、雇用確保にも優位性を保持する。

 敷地面積約3万3,200平方メートル、延床面積約8万平方メートル、鉄骨造地上4階建て。ランプウェイを設置することで、各階倉庫区画への接車を可能とし、貸付区画は各階最大5区画(1フロアあたり約4,700坪)で、最小貸付区画面積は約680坪とテナントのニーズに合わせフレキシブルに対応する。

 非常用発電機の設置や従業員用の防災備蓄倉庫の設置など、BCPサポート機能を備えているほか、大津波警報が発生した場合の近隣住民も含めて一時的に避難できる津波避難ビルの指定も受ける予定。

 1階には商談スペースとしても利用できる休憩室を2ヵ所設け、安心・快適な環境づくりを目指した。

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