(株)三春情報センターは1日、宿泊事業第1弾となる簡易宿泊施設「B&B Surf Rider(ビーアンドビー サーフ ライダー)」(神奈川県鎌倉市)を報道陣に公開した。
JR・江ノ島電鉄「鎌倉」駅徒歩14分、江ノ島電鉄「和田塚」駅徒歩7分に立地。3階建てビルの2階1フロアを借り上げ、簡易宿所にコンバージョン。オーナーからは、別途外観リフォームも請け負った。延床面積は約150平方メートル。全5部屋(2ベッド×4部屋、4ベッド×1部屋)と、共有施設として男女別のシャワーおよびリビングルーム、キッチンを用意した。内装はハワイの海岸をイメージしている。
宿泊は、B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)として1ベッド5,500円(朝食付き)で提供し、ドミトリー利用も可能。予約開始は3月中旬から、21日にグランドオープンする予定。オープン後は1階のカフェ、3階のレンタルスペースと提携し、BBQや体験イベントなども開催していく。
同社は現在、鎌倉駅周辺で7月オープン予定の第2弾(リノベ)と第3弾(新築)の計画も進めており、完成後は鎌倉エリアで全約50ベッドとなる予定。
同社代表取締役社長の 春木 磨碑露(まひろ)氏は「鎌倉は宿泊施設が限られており、全50ベッドを強みにインバウンドを呼び込みたい。リスクヘッジを考え、今後は関東以外も考えており、第4弾は京都を検討している」などと抱負を述べた。