不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/3/5

景気DI、不動産は2年4ヵ月ぶり低水準

 (株)帝国データバンク(TDB)は5日、2019年2月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,031社、有効回答は9,701社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は、47.2(前月比0.9ポイント減)で3ヵ月連続の悪化。国内景気は中国向け輸出の減速や自動車関連の低迷に加え、人手不足等もあり、後退局面入りの兆しがみられる。また、今後についても設備投資や個人消費が下支えになるものの、消費税引き上げ後の消費落ち込み懸念などによって不透明感が強まっている。

 業種別にみると、10業界中9業界が悪化した。「不動産」は47.5(同1.6ポイント減)で2ヵ月連続の悪化。建材価格や運送費の上昇、建設現場の人手不足による不動産価格の高値推移により、全国10地域中9地域で悪化。2年4ヵ月ぶりの低水準となった。

 「建設」は53.6(同0.3ポイント減)で、2ヵ月連続の減少。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。