不動産ニュース / その他

2019/3/5

スムストック、捕捉率20%を目指す

「スムストックが先導モデルとして評価されるよう、アピールしていく」と話す阿部会長

 (一社)優良ストック住宅推進協議会(スムストック)は4日、笹川記念会館(東京都港区)にて「スムストックレポート2019」を開催し、活動報告などを行なった。

 18年度(18年7月~19年6月)の成約件数は1,800件(前年比3%増)となる見込み。累積成約数は18年末時点で1万362棟と見込んでいる。会員が建設したストックの流通数に占める仲介数(流通捕捉率)は、約15%となる見込み。
 18年12月末までの成約事例から見た取扱物件の平均像は築年数17.6年、延床面積128.55平方メートル、建物成約額は1,064万円で、新築時の建物価格2,361万円の約45%となっている。築年数別では、築21年以上の物件が約37%を占め、建物平均価格は546万円。築31年以上でも333万円となった。

 物件の査定等、仲介実務を行なうスムストック住宅販売士は18年末時点で6,290人。資格保有者は年々増加しているが、さらにスムストックの普及を図るため、18年7月に「スムストック販売士資格制度」を改定。従来、販売士試験に合格し、宅地建物取引士の資格を持つ人のみが認定証を交付されていたが、新たに同資格がなくとも合格者証を交付することとし、販売に直接携わることができなくても「新築」や「アフターサービス・リフォーム」の面からPRできるようにした。

 また、18年8月に策定した中期計画の遂行状況を報告。同計画では、年間1万棟・捕捉率20%の達成を基本方針として、「安心R住宅制度の推進」や「『スムストックブランド』の新たなる構築」、「新たな連携強化策の推進」等を盛り込んでいる。

 安心R住宅制度の標章使用物件については、78%が媒介物件であり、すべてに瑕疵保険を付保していることも明らかに。また、標章使用後の成約日数は平均50日であり、一般的なストック物件よりも早期に売却できる傾向にあるとした。

 その他、ブランドの再構築を目指し、ブランドワーキングをスタートしたほか、新たなステイタスである「販売士試験合格者」と「販売士」がその役割を明確にし、連携強化に努めているとした。

 会の冒頭、同協議会会長の阿部俊則氏は、「既存住宅流通市場の活性化は政府も進めているところであるが、われわれがリードしていきたいと思っている。かねてからスムストックの捕捉率を流通市場の20%まで引き上げることを目標にしているが、3年以内には達成させ、スムストックの認知度を深めていきたい」と挨拶した。

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