不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/6

「六本木一丁目」駅前にオフィスビル/住友不

「泉ガーデンアネックス」外観

 住友不動産(株)は6日、オフィスビル「泉ガーデンアネックス」(東京都港区)の竣工を発表した。

 同ビルは、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅徒歩3分に立地。同駅直結のオフィスビル「泉ガーデンタワー」を中核に、複数の大規模開発が進む「泉ガーデン」の隣接地。

 敷地面積約2,040平方メートル、鉄骨造、一部鉄骨コンクリート造、免震造地上7階建て、延床面積約7,910平方メートル。

 災害に備え、「泉ガーデンタワー」から送電する体制を構築し、停電発生時に向け3重の電力バックアップ体制を整えた。また、同ビル自体にも貯蔵した重油で72時間電力供給が可能な非常用発電機を用意、大規模ビル並みのBCP対応強化を図った。また、テナント用防災備蓄倉庫を各階へ設置。エントランスホールを災害時の一時待機スペースとして提供するなど、防災機能を拡充している。

 基準階面積は約793平方メートルで、整形無柱空間を実現。天井高は3.0m確保し、明るい空間を創出している。

 なお、入居テナントはすでに100%決定している。

この記事の用語

事業継続計画(BCP)

事業組織が脅威にさらされた場合に、その影響を予防・軽減し、事態の回復を図るための計画をいう。 危機管理手法の一つで、BCP(Business Continuity Planning)と略称される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。