不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/6

名古屋・錦二丁目でタワマン着工

「名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」イメージ

 野村不動産(株)と旭化成不動産レジデンス(株)、エヌ・ティ・ティ都市開発(株)、(株)長谷工コーポレーションは6日、愛知県名古屋市の伏見・錦二丁目エリアで進めている「名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」の新築工事に着工した。

 地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅、および地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩3分。名古屋市が推進している、名古屋駅地区と栄地区の2核を広小路通などの東西軸で結節させ、回遊性を向上させる「2核1軸構想」の伏見エリアに位置する。

 同エリアは空きビルや駐車場が増加し、まちの空洞化が進んでいたが、地元主体で「これからの錦二丁目長者町まちづくり構想2011~2030」(まちづくり構想)を策定するなど、複合市街地としてのまちづくりの展開が期待されている。同再開発事業はまちづくり構想のリーディングプロジェクトという位置付け。

 計約5,000平方メートルの敷地に、住宅(360戸)・店舗・高齢者向け住宅(42戸)等で構成される地上30階地下1階建てのA棟と、駐車場、店舗の地上5階建てのB棟の2棟を建設する。

 また、錦二丁目地区のにぎわいを持続的に展開するためのエリアマネジメント活動拠点を整備するほか、人々の交流の場となる「会所」や「路地空間」を再生・創出し、低層部の連続的なにぎわいと交流、回遊性を向上させる。さらに環境負荷の低減に資する取り組みや緑豊かな都市空間を創出する。

 竣工は21年度の予定。

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